« 32GB登場 | トップページ | ヘッドホン »

2008年2月11日 (月)

タコは生にかぎります!!

今日は「オーケストラ・ダスビダーニャ」の定期公演を聴きに行ってきました
このオケはショスタコーヴィチの曲を演奏するために結成されたアマチュアオケで、アマチュアとはいえ演奏レベルも高く、そして何よりも団員のショスタコへの思い入れの強いオケです
今年の演目のメインは交響曲題11番「1905年」
1905年1月22日、貧窮からの救済を求めてロシア皇帝の住む宮殿前広場に集まった14万人もの農民と労働者
その無防備な人々に対して軍隊による一斉射撃が行われ、数千人もの死傷者が出たと言われる「血の日曜日」
これを機に革命への機運が高まりロシア革命に繋がります

この交響曲はまさに「血の日曜日」をあまりにもリアルにオーケストラで描写しています
圧巻は第2楽章の一斉射撃の描写
演奏を聴いているのではなく、まるでその凄惨な現場に居合せているかのような錯覚に陥ってしまいました
手はわなわな震えるし、足はガクガクで、不覚にも涙がぼろぼろ落ちてきて・・・
途中で演奏をストップして!!って思った経験は初めてです
続く第3楽章はレクイエム的な調べで導入するものの、最後は革命歌の絶唱
そして怒濤の最終楽章
クライマックスの最後に打ち鳴らされる「警鐘」の残響がホールに消え入って演奏は終演
ところが、残響が消えても拍手が沸かないどころか誰も微動だにしない
息さえ止まったような時間がどれだけ続いただろう
ゆっくりと指揮棒が下ろされ、我に返った観客の拍手がパラパラと始まり、やがて大音響となってホームを包みました

毎年このオケを聴いていますが、ここ数年で間違いなく1番の快演だった思います
それにしても生ショスタコ(ダスビ)の音圧はすごいです
耳じゃなく、全身で聴いている感じ
やっぱりタコは生にかぎります

|

« 32GB登場 | トップページ | ヘッドホン »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 32GB登場 | トップページ | ヘッドホン »