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2008年8月15日 (金)

終戦記念日

今日は終戦記念日でした
そんなこともあって、戦争関連の本を2冊読みました
1冊目が遠藤周作の「海と毒薬」

戦時中に九州大学医学部でおきたアメリカ人捕虜に対する生体解剖実験をモデルにした小説です
かなり重たいテーマとショッキングな描写がありますが、登場人物は極々普通の人間たち
戦時下という異常な状況下での“普通の人”の倫理観の崩壊が、戦争の怖さを物語っています

そしてもう1冊が、満州国皇帝の弟に嫁いだ愛新覚羅浩さんの自叙伝

「流転の王妃の昭和史」

もともとは軍部の仕組んだ政略結婚でしたが、夫の人柄に惹かれて日中の架け橋として健気にその務めを果たそうとする浩さん
ところが戦後は夫と離ればなれに動乱の満州を流浪
そして16年をへて再会
その時代を生き抜いたひとの生の声は、学校の歴史の授業では伝えられる事を訴えてきます

普段は遠い過去のように思いがちですが、決してそうではないことに気が付かされる終戦記念日でした

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