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2008年8月10日 (日)

瀬尾まいこ

4154ezv5y6l_sl500_aa240_この人の作品は初めてです
「天国はまだ遠く」

主人公の千鶴は死ぬつもりで日本海側の民宿にたどり着き、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の主人の大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。

自殺未遂から始まるのですが、まるまる1日寝てスッキリと目覚めてからはほとんど死の影が見えないところをみると、千鶴はもともと生きたかった気持ちの方が強かったのではないでしょうか
民宿の主人や周囲の人、それに取り囲む自然と触れ合う事によって自分自身が徐々にそのことに気が付いていく過程がこの物語です
結末も最初から予想できるし劇的な展開はないですが、文章が柔らかく、読後は身が軽くなったような感覚が味わえた作品でした

ちなみ加藤ローサが主役で映画化予定です
そして、そのエンディングテーマを熊木杏里が歌います
「こと」10月22日に発売です

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